皆さんお久しぶりです。ケミカルです。
CSL関連ではCSL1用の信号機があともうしばらくで公開できます。続報をお楽しみに。
それはそうと、私はXに限界を感じています。
CSL界隈で姿を現さない間も、Xはインプレゾンビ(インプレ乞食)に溢れ、センセーショナルな話題ばかりが流れてくるようになり、かつての健やかなSNSはどこにもないと感じています。ですからXに別れを告げたい、かつての青い鳥を拝みたいという思いが日に日に強くなっています。
Xの惨状は皆さんご存知でしょうが、念のためご紹介します(厚めに分析してしまったので下のリンクから小節を飛ばしてみてね)。
Xの惨状
典型例(返信の部)
では、直近で私が共感した引用ポストを例に、典型例を示します。
上の場合は一番上に表示されたアカウントが黒。名前がアラビア語だったり、英語でも中東系を思わせる語源をしていたり、中東系のアイコンが付いていたりする。そして何よりリプライが普遍的な内容で(既存リプライのパクりの可能性が高い)、同じポストに複数リプライ、それも英語でリプライしていて数え役満という感じ。
こういったインプレゾンビへの対処として即効防御魔法「ミュート」「ブロック」がある。報告する程内容が頓珍漢で無い限り、基本防御魔法がこれぐらいしかないともいえますがね。
また、最近のインプレゾンビは注目度の高いアカウントを常に監視していて、投稿を感知して自動でリプライしてきます。当然文章もリプライ欄や投稿をコピペしますが、引用元が同じくインプレゾンビだと、リプライ欄をインプレゾンビが占領してまともな人間がリプライできない地獄が待っています。
リプライを封鎖したり鍵垢にするなど、人間側も強固な防御魔法を使ってなんとか対抗していますが、そもそもコミュニティとして本末転倒じゃないかと思うこともしばしば。
また昨今は、インプレゾンビ側が防御貫通攻撃を使ったり人間に偽装してきたりすることも多くなってきました。
引用リプライは自分のポストとリプライを同時に表示することができるため、インプレッション稼ぎに有効なだけでなく、防御魔法・ミュートは引用リプライには反応しません(引用されたポストはミュートされる)。防御魔法貫通攻撃と言えるでしょう。
プロフィール欄の日本語が怪レいな、短いなと感づいて、ポストを眺めに行くとゴリゴリにアラビア語や英語を使うゾンビもいます。人間に防御魔法を打たれないよう、感知されにくく進化しています。
典型例(検索の部)
中央競馬関連で「蹄鉄なし」、地震関連で「緊急地震速報」がトレンド入りした2024年2月11日夕方頃の「話題を検索」から「話題のツイート(原文ママ)」の欄です。余談ですが何故か『ポスト』ではなく『ツイート』のままなんですよ(笑)
一周回って大好き。極めて古典的なアラブ系インプレゾンビ。おそらく文面的にNerv防災の文章をパクったのかな？動画や画像を追加すると画面占有率が高くなり、ツイートで画面を止める、立ち止まりやすくなってインプレッションがリーチしやすくなる他、動画が添付されたポスト、Proに課金したユーザーからのポストを優先して表示するXのアルゴリズムに配慮した、SEOに富んだポスト。1.9万インプレッション。さほどインプレが稼げていないのが可愛い。
当然の文章コピペ。もちろん課金勢であり、普段のツイートはもちろんアラビア語である。ポストの内容に一切関係のない動画は、美しい風景や動物の動画、中東やアジアの街角の動画、あるいは可愛いイラストの動画が多い。このような動画をひとたび見ると、閲覧する側、ブロックやミュートする側の心がやや傷つく。もちろんこのような良心の呵責がおこることをインプレゾンビ側も理解して投稿している気がします。黙って即ミュート・即ブロックしましょう。
先ほどと似たポストに見えるが、小賢しいことにパクったポストに再翻訳をかけて絵文字を足している。先のインプレゾンビのポストをさらにコピペしている可能性すらある。無論ミュートしましょう。
検索されやすいようにトレンドワードを手当たり次第に仕込んだ、全乗せの悪魔。助けてと声を出した方が心配して人が寄ってくるのでより人間を捕食しやすくなる、的なマインド。そしてしっかり8万インプレッション稼いでいる。
なお、このレベルのバケモノアカウントは流石にX君のアルゴリズムも馬鹿ではないのでProを剥奪することもあるそうだ。X君えらいえらいだねー。
余談
うーん、地獄やね。ゾンビ側も生きるのに必死かもしれません。
Xからの脱出
と。上記のようにXは人間かそうでないかを見分けるサイトと化しており、自由なポストをする場ではない。ここは戦場であり、安らぎは無い。
……???
もうX要らなくないか？？？
そう初めて考えた昨年2023年の2月頃に、当時の新興SNS「misskey」が登場。脱出を試みる。
おお……Tw○○tD○ckっぽいじゃん……かっこよ……！
しかもなんかスタンプがユニークですね、えーと、「レターパックで現金送れは全て詐欺です」?、「与謝野晶子は何故力道山を殺さなかったのか」?、「偉業」?、あとにゃんぷっぷーとかいう謎の猫とウンゲボザウルスと謎の犬…….。たまげたなこれは……。.
そしてWeb側からAPIアクセストークンを発行し、MissRiricaも起動する。
おお……Xと大して変わらないじゃん…..。
これならここに移住できるね！！
……
……あれ？誰もいなくね？？？
そう、籍を置いて気付いたのは「フォロワーさんが付いてこないと移住できない」ということ。
私がXでフォローしている人の内今でもアクティブなのは、場所の報告をしてくれるたまきさんbotと、えちいリノートを沢山くれるLinoさんしかいねぇのだ。あとコミュニティづくりにも失敗し、眺めているのは村上さんぐらいしかいねぇのだ。悲しいのだ……。
ココに住むのは無理だと感じて、諦めていました。
青い空が見えてきた
諦めからちょうど1年程たった24年2月初旬。噂程度に聞いていたTwitterの元CEOが立ち上げにかかわったとされるアプリが、招待制を廃止し誰でも参加できるようになりました。青い蝶が迎える新興SNS、それが「bluesky」です。
misskey同様の分散型サーバーで、争いの火種であるハッシュタグやトレンドの類もなく、実に静かなタイムラインが広がっています。なので、まず参加者全員のチャットが滝のように流れて、これをフィルターで掬うmisskeyとは大きく違うポイントかと思います。で初見blueskyにまず思ったのは……。
Xがすぎるだろって。300字送信できたり予約ポストができなかったり動画が添付できなかったりするけど、見た目がXすぎますって。
「最近どう？」じゃないんだわ。「いまどうしてる？」が滲み出てるんですけど。
そして、クライアントサービスdeck.blueにログインしてみれば。
あっ、これもろにTw○○tD○ckだわ。
おかえりって感じ。ただいまって感じ。
モザイクを掛けていない人やモザイクを貫通している人など見知った方がたくさんいてさ、既に混ざれるコミュニティがあってさ、猫とか絵にやすらぎがあってさ、空気が澄んでてさ、私さ…….ここに永住するしかないっすね。
余談だけどdeck.blueのポスト画面。「いまどうしてる？」はもう煽りか何かで？(笑)
まだまだXに(二股で)滞在します
神から授かったSNSがあるので、住みづらすぎるXを脱出できると思った一方で、今までの交流・現状のフォロワー数を考えれば、やはりXでも情報を発信し続けるのが順当というもの。そうした場合、Xがおすすめしてきやがる情報などを遮断するしくみなどあればうれしいな、と思っていた矢先に出会ったのが、Control Panel for Twitterというプラグインです。
このプラグイン、なんとXのおススメはもちろん、ミュートワード追加を行うページまで一気に遷移できる魔法、トレンドや、話題検索欄そのもの、課金・収益化ページそのものに至るまで自在に消す魔法、防衛魔法貫通攻撃こと引用リプライさえミュートする魔法が使えます。フォロワーさんのリツイートすらミュートにできる高位魔法なので、設定や取り扱いには注意が必要ですが、一見の価値はあります。是非とも導入をご検討ください。
フォローお待ちしております
結局、周囲に今までXで見知った人がどれだけいるか、どれだけ認知しているかによって居心地が決定していることがよくわかりました。つまり、皆さん是非ともフォローをよろしくお願いいたします！
もちろんXを取り巻く環境はクソだけど、フォロワーさんが増えたらXに居座らざるを得ないことになるでしょう。misskeyやblueskyも然り。
というわけで、このサーバーのプロフィール欄にURL張っておきますから是非ともフォローよろしくお願いいたしますね。ありがとうございました。
2024年2月12日時点でのX/misskey/bluesky
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