1枚にこだわりたい状況では、微差でも許しがたい。
経緯
先日僕は「Change ScreenShot Path」を導入した。このMODがあればスクリーンショットの保存ファイルを変えることができるのだが、デフォルトで設定されているディレクトリ「C:\Users\chemical(user)\AppData\Local\Colossal Order\Cities_Skylines\Screenshots」が見慣れないことに気付いた。普段スクリーンショットを「C:\Program Files (x86)\Steam\userdata\……\remote\255710\screenshots」から取得していた私はこのファイルの存在を知らなかったのである。
Steamと画像形式の仕様について
実はSteamのゲーム上で撮られたスクリーンショットは違う形式で2か所に保存される。
前者「C:\Users\USER\AppData\Local\Colossal Order\Cities_Skylines\Screenshots」にはpng画像、後者「C:\Program Files (x86)\Steam\userdata\……\remote\255710\screenshots」にはjpg画像が保存される。
ではこれら2つの画像は具体的に何が違うのか。第5回フォトコンエントリー画像で比較していこう。
どうだろう。ぱっと見では違いが分からないのではないだろうか。
生データが同じなのだから当然と言えば当然だ。
というわけで画像に寄っていく。違いが分かりやすい稜線を拡大する。
左がjpg画像、右がpng画像。稜線上空が四角く荒れているのがよくわかるだろう。
これはjpg圧縮の際に生じるブロックノイズと言われるもので、多少色がにじむのだ。
そういった圧縮によって、3697[KB](3.61[MB])→599[KB]と約1/6となるのだが、このような色にじみは特にフォトコンの場では相応しくない。そしてもうオチが見えているが、僕はいつもjpg画像でフォトコンにエントリーしていたのである。実質縛りプレイでフォトコン常連となっていた。
ということで僕は第8回フォトコンから本気をだす。参加者様は首洗って待っててくださいね。
オマケ：画像をなるべく解像度を大きくする
自分の情景に自信があるなら、画像ファイルの解像度を大きくするといい。
一般的なモニターの解像度はFHD(1920px × 1080px)となっている。またSteamには通常のスクリーンショット(F12)とは別に4倍解像度のスクリーンショット(Shift+F12) ができる。
さて、一般的なモニターによって通常の4倍の解像度でスクリーンショットを行った場合、撮れるスクリーンショットの解像度は、7680px×4320pxとなる。
ところがこれは先述のフォトコンの規定に違反する。
応募規定
- 投稿画像は、最大サイズ:4096px x 4096px または 5 MBをオーバーしない、JPGまたはPNG形式の画像とします。
- 画像の編集はリサイズのみ可とし、……
ではリサイズするしかないのかというと、1Kと4Kの間、2K(3840px × 2160px)でスクリーンショットが撮れるMODがある。
これが冒頭に紹介した「Change ScreenShot Path」である。
Use different path for hires screenshotを有効にし、HiresScreenshot Supersizeをx2に設定し、Shift+F12で撮影するといい。
緻密な作品を作られているならなおさら、導入をおススメする。
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